サトルニノ・ゴンザレス様帰天に関する 越智会長哀悼の意

愛光学園元理事長、サトルニノ・ゴンザレス様の帰天の報に触れ、愛光学園同窓会会員を代表して、心より哀悼の意を捧げます。

ゴンザレス様は愛光学園第3代の理事長として、1965年から1981年までの17年間の長きにわたり、愛光学園の発展に尽力されました。当時は、高3生が大学入試で毎年輝かしい実績を挙げ続けるだけでなく、宮西校舎から衣山校舎への移転、寮の建設等学園が全国的な進学校へと大きく飛躍した時代であり、ゴンザレス様は、学園において日本の青少年の世界的使命達成に向けた中心的存在としてご活躍されました。

ゴンザレス様は、『日本 ドミニコ会75周年』(1979年刊)で次のように宗教・倫理面における学校教育の重要性を述べられています。
「前福音化という意味で(学校教育に)キリスト教布教が役割を果たしているといえる。(カトリックの)学校の多くの生徒の中にまかれた種が芽を出すように、時が来たら恵みの雨が私たちの宣教への熱意と祈りによって降るであろう」

ゴンザレス様が生徒達に愛情を注がれ、「愛と光の使徒」の養成を目指した教育は今なお、現在の学園関係者によって受け継がれ実践されているところであり、同窓会の一員として学園に向けられた永年のご厚情に深謝申し上げるとともに、天に召されたゴンザレス様の平安を心よりお祈り申し上げます。

愛光学園同窓会 会長
越智 陽一